診療科目

トップページ>診療科目>噛み合わせ>強い咬合力による症例

咬み合わせ

強い咬合力による症例

矢印の様にかみ合わせにファセット(歯軋りや強い咬合力によりエナメル質が擦り減った状態) が見られました。現在は<1>ジルコニア(人工ダイヤモンドにも使われている金属に代わる白い材質)にセラミックを焼き付けた被せ物と<2>CAD/CAMチタン(チタンブロックをコンピューターで削り出した超精密な被せ物)の2種類を主に採用しています。

<1>は白いので見た目は良いですがセラミックのため強い咬合力により欠けてしまう可能性があるので、このようなケースでは耐久性を重視し<2>をお勧めしています。奥歯なのでそんなに気にすることはないと考えています。勿論、気になる方には<1>の白い材質を採用することも可能ですが、夜間はナイトガードの装着をして頂きます。

かみ合わせに白い部分が見えます。この症例はインプラントと上部構造体(被せ物)をネジで連結しているため、アクセスホール (ネジを止める穴)をハイブリッドセラミックで埋めた跡です。 セメントで装着する方法もありますが、ネジ止めの方が、炎症が起きた時、直ぐに外すことができたり、強い力がかかった場合ネジが折れてくれるためインプラントにダメージが起き難い利点があるため、当歯科医院では原則ネジ止めを採用しています。