7月 院内勉強会の担当はコーディネーターの山崎さんでした。
テーマは 『二次カリエスに対する治療介入の是非を考える』でした。
二次カリエスとは・・・以前治療したところに出来る二次的なむし歯です。
患者さんからの質問でよく聞かれるのが、一度治療したのにどうしてまた虫歯になるのか?といった質問をよく受けるそうです。
むし歯を削り、なくなった部分に人工物をつめたり、被せたりしますが実は限界があります。
処置の精度や技術、材料の限界などがあげられます。
人工物は永久的なものではないため、時期をみて修復物のやり変えが必要になってくるのです。
歯の代替品は人工物で補うしかありません。例えば足を失った場合、義足で補うように 歯には義歯などを用います。
人工物の性質を把握しながら できるだけ本物の歯に近づけるのが 私たちの理想です。
患者さんに説明する立場の山崎さんの発表はとても参考になりました。
お疲れ様でした。
歯科衛生士 森 智美