今月の院内勉強会のテーマは「舌痛症」
担当は歯科衛生士の横山智恵さんです。
「舌痛症」とは口の中の粘膜に生じる原因不明の痛みのことです。
食事中や睡眠中には痛みを感じないことから脳のなかで起こっている痛みであり、鎮痛剤は効きません。
今回は舌痛症の1症例がどのような経過をたどり診断に至ったか、また診断されてから現在までの治療について、順をおって説明してくれました。
他の疾患との鑑別が難しく、病態も様々である舌痛症は心的要因も大きいことから治療にも根気がいることがよくわかりました。
横山さん、ありがとうございました。
丸山睦子