今回は予防部専属歯科衛生士の瀬見かおりさんです。
タイトルは「口腔アレルギー症候群」
お口の中に限局してアレルギー症状が出ることが特徴で
瀬見さんが担当した患者でトマトアレルギーを発症していて
口腔粘膜に難治性の炎症症状が続いた症例を元に
解説してくれました。
この症候群の特徴として、花粉症患者が合併している割合が
高いことがあり、花粉と野菜・果物に含まれる蛋白質が似ていることで
交叉反応を起こすことによります。
国民の4人に1人は花粉症と言われている現代において
当院でも花粉症患者やラテックスアレルギー患者に対して
口腔粘膜にアレルギー症状が出ていないか
診察に力を入れていきます。
また重症化してアナフィラキシーショックが生じた場合の
緊急対応についてもまとめていてくれて
スタッフ全員再度確認することが出来、大変有意義な勉強会でした。
瀬見さんお疲れ様でした。
医局部 戸塚悠
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