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H24 3月 院内勉強会

今月16日に院内勉強会が開催されました。

発表者は歯科技工士の杉山さんです。
今回のテーマは「進化するプロビジョナルレストレーション」

プロビジョナルレストレーションとは最終の被せ物が入る前に使用される仮の歯のことです。

発表内容は技工材料や仮歯の作成手順などからはじまり、仮歯の役割の説明もしてくださいました。

仮の歯だからといって見た目だけをよくするものではなく、咬めるようにしたり、歯を保護するなど、主に8つもの役割があるそうです。

技工士の杉山さんは仮の歯でも妥協を許しません。

仮歯の段階で歯の形、長さなど患者様の要望をお聞きしながら形を作り、そういったことを何度か重ね、患者様が納得のいく形へと仕上げていきます。そうすることで最終的な被せ物がお口の中に入ったときに、患者様のもつイメージと違うということにならないようにしていくことと、より満足していただけるための大切な段階だそうです。

そうして仮の歯を基に最終的な被せ物が作成されていきます。

見た目だけではなく、咬みやすく、お掃除もしやすい形を技工士さんが考えながら作っているそうですよ。

「患者様のため、より良いものを。」という気持ちがあるから進化を止めず、より良質なものを患者様に提供できているのだと思いました。
毎日同じ空間で働いてはいるものの、技工士さんがどの様な仕事をされているのかはっきりとしたイメージが湧きませんでしたが

今回の発表をお聞きして丸山歯科に来てくださる患者様のためにとても大切な役割を果たして下さっているのだと改めて思いました。

院内勉強会では常に「患者様の利益の追求」を掲げ、勉強をしています。

丸山歯科医院ではみんなそれぞれ役職・役割がありますが、一つでも欠けてはいけない、一人一人大きな役目を担っているのだと思いました。

私も進化を止めず、前に前に進もうと決意した日でもありました。

歯科衛生士 田島紅美