今回はデンタルコーディネーターの曽根さんが静脈内鎮静法について発表してくれました。
静脈内鎮静法とは、歯科治療に対する恐怖心や不安、緊張感を最小限に抑制し
円滑・快適かつ安全に治療を施行する目的のために、薬物を使用して患者管理を
行う方法のことです。
意識下鎮静法とは、鎮静レベルが意識消失をきたさない程度の鎮静状態をもたらす
方法のことです。
適応症として
歯科治療恐怖症の方
歯科治療により血管迷走反射神経、過換気症候群、パニック症候群を引き起こしやすい患者
嘔吐反射が強い患者
術中の循環動態を安定の安定を必要とする患者
鎮静を必要とする患者
侵襲度の高い処置を受ける患者
などがあげられます。しかし、この適応症に当てはまるからといって全員がやったほうが良いというわけでもありません。
曽根さんが実際にコンサルを行い、総合的に判断をして「この人は!」と思う患者さんにお話しをされています。
今回の勉強会では患者さんの症例や実際の感想なども聞けてとても勉強になりました。
曽根さん、お疲れ様でした!