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型を採る時やレントゲンを撮るときに気持ち悪くて「オエッ」ってなるから歯医者に通えない。どうしたら良いのか?

歯科治療の際に口の中に器具などを入れられたり、型どりをする際に吐き気などを催す症状を「嘔吐反射」と言います。この症状は歯科治療のみならず、胃カメラをのむなどといった場合にも起こりえます。

対処法としては・・・
1 治療を受ける姿勢は、水平位(寝た状態)ではなく、座位(座った状態)を保つ
2 型どりやレントゲン撮影の際には、出来るだけ下を向き、出来るだけゆっくり鼻テで呼吸をする
3 治療の間は出来るだけ他のこと考える
4 腹筋に力を入れる
5 つぼを押す、みぞおちを親指で強く押す
などがありますが、なかなかすっきり解決されない方も多いのではないでしょうか。

本来の嘔吐反射は防御反応であるのに対し、歯科治療で起こる嘔吐反射は治療に対する不安や恐怖心など心理的な要因によって引き起こされると言われています。

治療ってどんなことをするのだろう、痛くないかな~と不安と恐怖はどなたでも考えることです。
一人で悩んでいないで、私たちスタッフに気軽に声をおかけ下さい。
比較的お口の奥のほうが反射を起こしやすいので、前歯など大丈夫そうなところより治療を進めていきましょう。

なお当院では、気持ちをリラックスさせ、嘔吐反射を抑えた状態で治療を受けていただける静脈内鎮静法下(保険適応外です)での治療も行っています。