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予防通信 vol.5

こんにちは衛生士の池田です。

今回のテーマは「プラーク染色液」についてです。みなさんもご存知の方いらっしゃると思いますが小学校などで赤い錠剤や液体を歯に塗ると、汚れている所だけ赤く染まるというものです。

汚れている所=プラーク(細菌の塊)ですが、自分が思っている以上に真っ赤に染まることもあるので、私も子供ながらにショックを受けたことを思い出します。

プラークの存在は、歯周病やむし歯を発症・進行させる言わば口の中の大病原菌とでも表現できるのではないかと思われます。そんな病原菌は排除して、いつもキレイにしておきたいところなのですが、プラークは実に歯の色と似ており、一見どこに付着しているのか分かりにくいのです。また、ベタベタと歯に付着しているため、ハブラシで2,3回こするだけでは容易に取れません。

左の写真は、染め出しする前・右の写真は染め出しした後の写真です。白く見える歯も染め出しをすると一目瞭然、汚れているのが分かるのです。あとは、ハブラシやフロス、歯間ブラシで歯の表面を磨くだけで染色部分はキレイに落とせます。

 歯磨きをしていてもむし歯や歯周病になりやすい方、ちゃんと磨けているか不安な方、当院でも2種類の染色剤を扱っておりますので、ぜひ一度使用してみてください。