12月院内勉強会の発表者は治療部リーダー、歯科衛生士の横山さんでした。
今回のテーマは「感染性心内膜炎」。
心臓の病気ということで一見歯科とあまり関係がなさそうですが、
実は歯科治療が原因で発症する可能性があること、
それも日常臨床で頻繁に行われる処置が原因となりうること、
（細菌が血中に入る機会のある処置は、抜歯や大きな手術だけでなく、歯石除去や歯周病検査なども当てはまります。）
そのため、感染性心内膜炎のリスクの高い患者さんについてはしっかりと把握を行い、
適切な投薬や予防措置をしなければいけないことなど、
とても分かりやすく解説して頂きました。
口の中の細菌は感染性心内膜炎の原因菌になるため、
日頃の口腔ケアの重要性を再確認しました。
これからもスタッフみんなで、このような形で知識を更新、共有していけたらと思います。

医局部　歯科医師　望月