先日、５月の院内勉強会が行われました。
　
　

発表者は、衛生士の田島さんでした。
今回、食育をテーマにした内容でした。
　

　
食育の目標は、食べることで健康な体・心をつくり、豊かな生活をおくること・・
歯科も食育に大きく関わってきます。
歯が痛んだり、無かったり、うまく噛めなかったりと口の中が健康でなければ心身が健康になれるでしょうか。
　

歯を治療・予防することを目的として患者さんは来院されます。
実際私たちも虫歯や歯周病の治療・予防をしています。
　

　
しかし、私たちは、治療して治すことや予防をして未然に防ぐことを最終的な目的・目標にしてはいけないということ・・
食育の目標と同じように患者さんの口だけでなく、体や心の健康を一番に考えて日々行うことが大切だということです。
治療や予防だけでなく、食べること・一人一人に合った食べ方を提案して少しでも今まで以上の健康な心身になるようお手伝いしていくことの重要性を学ぶことができました。
　
　

歯科は歯は治せても体・心の健康作りの一部でしかないです。でも、その一部が欠ければ健康とは言えないです。
健康づくりとは、些細ないろいろなことが積み重なってできるものだと今回改めて気づかされました。
その方法の手段として、食育を丸山歯科でも取り入れていくことでさらなる患者さんの健康への手助けができればと思いました。
　
　

田島さん、お疲れ様でした。
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　衛生士　杉本和香奈