今月の院内勉強会の発表者は衛生士の田島さんです。
そして、テーマは、「悪いブラキシズムへの新たなアプローチ」でした。
　

歯を失う大きな原因として、虫歯・歯周病・咬み合わせがあります。
丸山歯科医院では、この悪い咬み合わせに対応しようと、歯をガードする「ナイトガード」を取り入れています。
しかし、勧めた患者様全員が続けて行ってもらうことはなかなか難しいことです。
また、ナイトガードは悪い咬み合わせを無くすという原因療法ではなく、対応する対症療法になります。

　
悪いブラキシズムの一番の原因は、「精神的なストレス」です。
そのため、日中や就寝時に行える緩和習慣を行ってもらうことや、「何がストレスの原因になっているのか・どのようにすればそのストレスを発散できるのか」ということを個人個人で簡単にチェックできるアンケートを勧め行っていくことが提案されました。

　
こういうことがストレスを認知し緩和するきっかけづくりになり、少しでも悪いブラキシズムへの原因療法となってくれればと思います。

　
田島さん、お疲れ様でした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　衛生士　杉本和香奈