テーマは 「指しゃぶりについて」
幼稚園に入園する頃には自然に頻度が減り
無くなっていく癖だが
中には小学校入学を過ぎても長引くお子さんもいる。
元々はお母さんのお腹の中にいる頃に
哺乳の準備として行っているのが指しゃぶりの最初で
出産後はその名残である。
上顎前突や開咬を誘発することもあるので、止めるに越したことはないが
無理やりだと指の代わりに今度はタオルを咬みだしたりと
代替症状が見られることもある。
またご家族も仕事・育児・家事に追われ、 四六時中お子さんの指しゃぶりに注意を向けることも
現実難しいことが多いのではないでしょうか。
これをすれば絶対治るという方法が無いのが現状である以上
お子さんとご家族を取り囲む生活背景まで把握して
改善案を提案する必要があるという考察が大変勉強になりました。
小澤さん、発表お疲れ様でした。
医局部 戸塚悠