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H29年 6月の院内勉強会を終えて

6月の院内勉強会は技工士の杉山さんです。

技工士の杉山さんは、医師や私達スタッフが患者さんのお口で型どりをした型をもとに、患者さんの削った歯に、詰めたり被せたりする金属(技工物)を作製しています。

そしてその技工物を医師や歯科衛生士が削った歯に合うように、歯との間や咬み合わせを調整していきます。そんな日常に「調整が終わりピカピカに研磨すると咬合が低くなるのはなんで・・・」と質問を受けたそうです。

今回の勉強会は更に患者さんの口腔内が快適になるよう、私達に杉山さんの臨床経験や知識を伝授してくれる勉強会になりました。テーマは「臨床研磨の勘所」です。

調整が終わるとお口の中にセメントで付ける前に研磨をします。調整で表面が凸凹になっているからです。研磨は食渣の除去や清掃を容易にする・触覚による異物感を防止するなどの目的などがあります。使って頂く患者さんを思い心を込めて作っている杉山さんの気持ちが伝わってきました。

実際の研磨の様子や研磨によって金属が減少することなど教えて頂きました。

最後はどうしたら低くならないのか?チェアーサイドでの研磨の方法をわかりやすく教えて頂き、非常に勉強になりました。

ありがとうございました。        曽根 信子