今回のテーマは「歯科医院における栄養指導」、演者は歯科衛生士の小澤里菜さんです。
前回の勉強会のテーマであった慢性炎症性疾患と歯周病の関連に引き続き、栄養学の観点から全身の慢性炎症にアプローチするものです。
そのなかで、特に糖質制限についてその是非をわかりやすく説明してくれました。
過剰な糖質は血管を老化させるため、すべての生活習慣病の引き金となります。歯周病をはじめとする慢性炎症性疾患を予防するためには糖質を摂り過ぎない食事を意識して行うことが必要です。
現代の私たちの食生活では知らず知らずに多くの糖質を摂取している反面、不足している栄養素もかなりあることがわかりました。
糖質制限は、最初は少し難しいものですが、食品についての正しい知識を持ち、ストレスなく継続して行えるようによりよい方法を考えてみなくてはならないと感じました。
小澤さんありがとうございました。
丸山睦子