6月第3金曜日院内勉強会は、予防部専属歯科衛生士 瀬見さんの
「禁煙支援 ~喫煙者だけの問題ではない受動喫煙の影響~」だった。
一次喫煙、二次喫煙だけではなく、現在は三次喫煙被害についても認識が広まっている。
喫煙者の衣服や髪の毛、壁から飛散するタバコの有害物質によるものだ。
日本では現在毎年15000人もの人が受動喫煙により
命を落としている報告がある。
一方、喫煙されている方が禁煙することによる健康への貢献度は
禁煙して20分後には血圧や脈拍が下がることから始まり
二次・三次喫煙も断たれ図り知れない。
心理的・ニコチン依存があり、禁煙は簡単ではないが
現在、医科の禁煙外来での禁煙成功率は決して低いものではない。
当院として、患者さんの健康に一層寄与するべく、禁煙外来の医師と連携を図りながら
患者さんが主体となった禁煙活動に取り組んでいきたい。
瀬見さんは全国禁煙アドバイザー育成講習会を受講しており
専門的かつ臨床的な発表で大変勉強になった。
瀬見さん、発表お疲れ様でした。
医局部 戸塚悠