10月の院内勉強会の演者は時森先生でした。
テーマは「オーソトロピクス 筋機能矯正治療 概論」です。
オーソトロピクスとは顎顔面の成長を生理的に好まし良い方向に促す治療法です。
正しい成長とは上顎が前方に成長する事ですが、
口腔習癖があることにより、上顎が垂直に成長してしまい、歯列不正、気道の狭窄、脊椎の前方湾曲などがおこってくるそうです。
しかし、テレビを見ている時口が開いていたりといった今の子供の9割は口腔習癖があるそうです。
上顎は10歳頃から成長のスピードが落ちてしまいます。
なので、出来たらはやくから口腔習癖を改善して行くことが必要だと学びました。
このオーソトロピクスは治療のゴールは口唇閉鎖、舌拳上、そして鼻呼吸です。
口呼吸といった子どもの頃の習癖が歯列や顔面に影響してしまうので、鼻呼吸をすることの重要性が分かりました。
初めて知ることが沢山あり、とても勉強になりました。
時森先生、お疲れ様でした。
衛生士 小澤