こんにちは!歯科衛生士の矢部です。
毎月開催されている院内勉強会、今月は戸塚(とづか)先生の、『口腔粘膜症』でした。
はじめのスライドで、出てきたのは皆さんもご存知、石原軍団の石原裕次郎さん。
彼が亡くなった原因を皆さんは覚えていらっしゃいますか??
かなりのヘビースモーカーだった裕次郎さんは、肺がんで亡くなったわけではなく…
舌癌によって亡くなった方だと私は初めて知りました。
では、舌癌とは、どんなものか?それは初期の段階では発見しにくいくらいの小さな変化から
始まるそうです。特に舌の横側よ舌の下にしこりや、硬くなっている所、
出血しやすい所があったら要注意なんだそうです。
『癌』と聞くと、誰しもが少なからず、悪いイメージをお持ちになると思いますが、
それはかなり進行してしまった場合が多く、早期発見をすれば、対処も早くなり、
予後(処置後の状態)も良好のまま経過していくケースがほとんどなんだそうです。
しかし、なかなか初期には痛みもなく、注意深く観察しないと、
発見されずに裕次郎さんのようになってしまうかもしれません。
そうならないように私たち丸山歯科のスタッフは、常に目を光らせていきたいと改めて感じた
勉強会になりました。
口の中の健康(クリーニング)と一緒に定期的に口の観察をしておりますので、
皆さんも一度チェックにいらしてください!