H23.11.13(日)オーラルケア主催仲井雪絵先生による『マイナス1歳からはじめるむし歯予防』
セミナーへ丸山歯科スタッフ5名で参加してきました。
仲井先生は小児歯科専門医で、
日本でのキシリトールを扱ったむし歯予防の第一人者です。
今回の講演会では、子供が生まれる前の妊婦からのむし歯予防が
子供のむし歯予防につながる研究を始めた経緯とその内容についての発表でした。
「母子感染」とは、その名の通り、母親(家族)の口の中のむし歯菌が生後1歳半~3歳の子供の
口の中に口移しなどで感染し、今後の子供のむし歯リスクに大きく関わってくるものですが、
仲井先生の研究で、まだ子供がお腹の中にいる妊婦の時期に親のむし歯リスクを変えてしまうことで
母子感染悩まされずに子育てができるということが示されたのです!!
そこで大事なアイテムが、『キシリトールガム』です!!
毎日決められた量のキシリトールガムを噛み、妊娠中のむし歯や歯周病になりやすい時期に
定期的なクリーニング(PMTCなど)を行うことで、
むし歯ハイリスクのお母さんの子供でもむし歯0に近づけることができるため、
現在妊娠されてる患者さんにこれから勧めていきます。
その為にはまず、母親のむし歯リスクを知ることが肝心です!!!
将来のお子さんの明るい未来のために、まずは唾液検査を受けてみませんか??