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静岡県防災センター見学記

  こんにちは歯科技工士の杉山です。先日県の防災センターへ、丸山歯科医院全体で

見学に行ってきました。

最初はわりと気楽な気持ちで臨んでいたのだが、津波の映画を観せられたあたりから、

気分が次第に暗くなって来てしまい

自分は院内の防災委員にも関わらず『東海地震が来たら終わりだな。』などと思うようになり、

先ほど観た映画の中に出てきた

津波てんでんこ津波が来たら一人一人ばらばらで逃げる自分の命は自分で守るの意』

 という言葉が、恐怖の枕言葉のように頭を駆け巡る。

この後二組に分かれて震度6強のシュミレーション体験が待っていて、まさしく地震のテーマパーク!!

            

このシュミレーション体験によって忘れかけていた3年前の8月の、大きかった地震のトラウマが、甦った。

こんなに、地震が多発する時代に生まれてきた自分を呪いたくなる。

 最後に、いろいろな防災グッズが展示されているコーナーでの見学があったが、

戸塚先生は、5年間保存ができるレトルトの主食セットなる物の注文表を、

さも嬉しそうに私に持ってきたが、

『よくあんなに恐ろしい津波の映像を観た後にまるで

ハイキングかピクニックでも行くかの様に、食い物をえらべるよな。』と思った。

 時間にして2時間位の体験と見学だったが、見学する前と後で、こんな気持ちが

180度変わる施設もすごいと思う。

私は、気持ちが暗くなったがこの暗くなった気持ちを跳ね除けるだけの防災設備をしようと思う・

まさしく『備えあれば憂いなし』貴重な体験させてもらい院長ありがとうございました。