12月14日静岡のツインメッセで静岡市内にある麻生歯科医院と、さつき歯科、
焼津市のもも歯科と丸山歯科医院で合同発表会を開催いたしました。
各医院の症例を患者さんと近い立場である歯科衛生士、歯科助手からの観点から発表するのが歯っとワークの意義で、
特に面白かったのがさつき歯科の発表でした。
『すれ違い咬合』によって入れ歯の安定が将来的に不安定になる可能性のある患者さんに、入れ歯の下に小さなインプラントを打った
症例発表でした。このインプラントによって噛む力のかかり方が何も打ってない状態より安定する可能性が高くなり、
入れ歯の下の骨が痩せるのも抑制させてくれる効果があるのだそうです。
そして今回丸山歯科医院では歯科衛生士の横山さんの発表でした。
という固定概念にとらわれてしまいがちな診療ですが、
今回は自分の歯を一度抜歯し、治療した後に再度埋めなおす『再植』をクローズアップされました。
『再植』は、移植歯の生存率が50%と言われ、成功例の方は歯磨きの徹底が出来た方々でした。
歯科衛生士や歯科助手、コーディネーター、受付などのスタッフは、歯科医師よりも生の患者さんの声を聴ける立場にあります。
今回の発表を通じて、より患者さんの満足度に貢献できるようによく患者さんとのコミュニケーションをとっていきたいと思います。
歯科衛生士 矢部 花梨