8月の院内勉強会発表担当は横山さんです。
テーマは「根面う蝕の管理」でした。
根面う蝕の好発部位としては上の前歯、下の奥歯であり、歯の根面が褐色もしくは黒褐色になることです。
高齢者のうち約50%が根面う蝕という数字も出ているそうです。
根面う蝕は「管理」していく必要があります。
停止性、静止性、活動性とありそれぞれがどのような状態なのか、どう管理をしていくべきかということも知りました。
活動性であっても患者さんによっては治療を行うのではなく、サホライドというフッ素の薬を塗布することで静止性になり経過観察をしているという方もいるそうです。
しかしサホライドはう蝕に反応し、黒くなってしまうというデメリットもあります。
患者さんと相談し、患者さんにも協力してもらい根面う蝕を管理していく必要があるんだと思いました。
実際の症例も見ることができとても分かりやすく、勉強になりました。
ありがとうございました。