今日の院内勉強会は副院長先生の”慢性炎症と生活習慣病”というテーマで
行われました。私にとってはとても難しいテーマではありましたが、その分、
とても興味深いものでした。
今ではよく耳にする生活習慣病も”慢性炎症”を本態とするものが多く、共通し
て炎症性因子が関与しているといいます。そもそも”慢性炎症”とは急性のもの
とは違い、時間的にも長い経過をたどる疾患であり、歯周病も慢性炎症疾患とひとつと言います。
60歳以上の70%以上が慢性炎症起因の病気で亡くなっている事もわかっているようですので、直接的ではなくても「歯周病が原因で死に至る可能性がある」という考え方もでてきますね。
改めて怖いな・・・と感じました。
しかし考え方を変えれば”口腔内を綺麗にしていれば、健康で長生きできる!”という事になりますよね。
最近はテレビ等でも話題に挙がり、”口腔内の細菌が色々な所に悪さをする”という事もだんだんと周知され始めているのではないでしょうか。将来的に病気の原因や、悪化させる要因ともなる事を今のうちから患者さんに伝えていく事も私達医療従事者の使命であると改めて感じる事ができました。
なかなか難しく、長い道のりかもしれませんが、微力ながら頑張ります。
患者さんがいつまでも健康で美味しくご飯を食べられるよう、お手伝いしていきたいと思います。
副院長先生ありがとうございました。
大変勉強になりました。 受付 杉山